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ここは、シャクナゲが大好きという方のためのホームページ Rhododendrons Home page です。
シャクナゲはツツジ科の植物で、世界中に約850種類ほどの原種があり、その中心はヒマラヤ地域です。
その辺境の地で撮影した写真を目次の『7. Photo』に、そして以前掲載していた写真は『18. Pre-Gallery』に掲載していますので、ぜひご覧下さい。
【更新情報 2025.12.10】
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☆右の写真は、12月6日に撮った「小野川温泉」の雪景色です。
しばらく雪は降らなかったので、先月降った雪もほとんど消えてしまいました。まだ少しコナラなどの葉は残っていたので、昔から樹々の葉が残っているうちに初雪が降ると、根雪は遅くなるというのは間違いないと思ってました。
ところが、数日前の強い風で、コナラの葉も落ちてしまい、まさにいつ根雪になってもおかしくないような状態でした。そして、5日の夜半から降り始め、今朝、起きてみるとこのような一面の銀世界になっていました。
これで、今までのクマ騒動も落ち着くのではないかと思っていたら、まだ冬眠をしないクマがいて、テレビなどにも登場します。専門家は、クマは食べものがあるうちはなかなか冬眠に入らないというようなコメントを出していたので、このまま里近くで冬眠されたら困ると思いました。
☆この左の写真も、雪の降ったときに撮ったもので、「アズマシャクナゲ」です。
このように雪に覆われてしまえば、むしろ寒さに耐えることもなく、来春まで雪に保温されて護られます。しかし、これがまた雪がとけてしまうと、寒い風がまともにシャクナゲにあたってしまい、葉が丸まってしまいます。
葉がまるまっているうちはまだいいのですが、それが続くとダメージを受けてしまい、花芽なども黒くなって、来春に花を咲かなくなってしまいます。
そう考えれば、雪も大切で、高山植物たちも雪の中だからこそ、冬の厳しさにも耐えて生き残れるのです。ここ小町山自然遊歩道は、そういう意味でも、シャクナゲを栽培するにはとてもいいところです。
シャクナゲの仲間は、夏の暑さや強い直射日光にも弱いのですが、冬の厳しい寒さにも弱いのです。だから、このアズマシャクナゲなども、東京以南では暑さに弱り、北海道などでは冬の寒さに耐えられないようです。
☆右の写真は、2019年3月15日に撮ったギガンチューム(R.giganteumt)の花殻の写真です。
これをなぜ載せたかというと、『Guest Room(自由広場)』に自分専用の本の「しおり」をつくった話しをしましたが、それを書きながら思い出したのがこの花です。ですから、そこと併せて読んでいただければ、よくわかると思います。
このギガンチュームは、現在はイギリスの分類ではportistumに統一されましたが、中国や日本では今もこのギガンチュームで通っています。
内藤さんの『世界の原種/シャクナゲ・ツツジ・ヴィレヤ辞典』には、「高さ25mに達する大高木。若枝には灰色のフェルト状の毛がある。葉は単質、24〜34×10〜24cm、楕円形から倒披針形、先端鈍、基部楔形、表面は深緑色、裏面は淡緑色。頂生総状散形花序、花房は12〜25花、花冠は鐘形、長さ5〜8cm、8裂、雄蕊16本、内面基部に蜜腺嚢がある、花色は濃いローズ色からえんじ色で濃いえんじ色のブロッチが少し入る。花期2〜4月、果期10〜11月。中国雲南省南西部産 2,400〜2,600m高。」と書いてあります。
この落下した花を見ただけでも、上に抜き書きした内容そのものがよくわかると思います。ギガンチュームの全体を写した写真もありますが、いくら拡大してもここまで詳しくはわかりません。
私たちが行ったのは3月中旬でしたが、その年は開花が早かったそうで、ほとんどの花が咲き終わっていたようです。ただ、ここにも書いてあるように、自生地は中国雲南省南西部なので、今では行くことすら難しくなってきたようです。
☆この下から、サーチエンジンGoogleによる検索ができます。ぜひ、利用ください。
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