甲子大黒天本山のホームページ










 ここは、シャクナゲが大好きという方のためのホームページ Rhododendrons Home page です。
 シャクナゲはツツジ科の植物で、世界中に約850種類ほどの原種があり、その中心はヒマラヤ地域です。 その辺境の地で撮影した写真を目次の『7. シャクナゲ写真』に掲載していますので、ぜひご覧下さい。中国、インド、ネパール、ブータンなど、さまざまな地域で撮影した写真があります。また、簡単なコメントもありますので、参考にしてみてください。


【更新情報 2024.10.10】

 ☆『Guest Room(自由広場)』 更新しました!
 ☆『ちょっとお話を』 更新しました!
 ☆『本のたび』 更新しました!

【最新 news】
☆右の写真は、小町山のシャクナゲ原種園で10月5日に咲いたクロロープス(R.chlorops Lackamas Cream)の花です。いつもは5月ごろに咲くので、返り咲きです。
 これは、それまでは国内で原種シャクナゲを集めていたのですが、なかなか手に入らないので、その当時流行りつつあった個人輸入でアメリカのグリアーガーデンに直接申し込んで、送ってもらったものでわが家に着いたのが1988年3月26日でした。そのときは、細根がまったくなく、しっかりと水洗いされ、接木を育てるような気持ちでした。このとき、いっしょに輸入したのは10株程度でしたが、今現在も元気なのは6株だけです。
 その後、慣れたこともあり、イギリスのグレンドイックガーデンなどからも輸入しましたが、なんどかこの種類は頼んだのと違うと思ったことでやめてしまいました。おそらく、種を採取するときに交雑したのではないかと思います。
 それからなるべくならシャクナゲ自生地に行き、実物と見比べてきましたので、今、ここにある原種シャクナゲは、ある程度は間違いないと思っています。ちなみに、このクロロープスはフォーレストの採取リストの実生といわれていますが、自生地は確認されていなく、中国雲南省ではないかと考えられています。

☆9月30日(月曜日)から、第2回「大人の休日倶楽部のパス」を使って、新青森駅まで東北新幹線で行き、青森駅から青い森鉄道線に乗って八戸駅まで行きました。そして翌日はレンタカーで種差海岸や侍浜などを見てまわりました。
 この左の写真は、種差海岸の岩場で撮った「ハマギク」です。この日は、真っ青な空でしたが、台風17号が関東の東を北上し、関東の沿岸部や東北の太平洋側は波も高かったようで、岩にぶつかる白波がとてもきれいでした。
 ちょうど、わが家でもハマギクが咲いていて、まさか自生地で見ることができ、何枚も写真を撮りました。
 種差海岸の天然芝生では、パターゴルフのような競技をしていて、このような風光明媚なところでプレーができるなんて、最高ではないかと思いました。このあと、久慈市まで海岸線に沿って走りましたが、そのなかでも久慈市の侍岬に向かう途中の案内板もなにもない漁港の近くの岩場が、まさに三陸海岸の荒々しさを感じました。
 侍岬から三陸沿岸道を戻り、八戸駅前でレンタカーを返し、新幹線で新青森駅へ向かいました。

☆右の写真は、10月4日に静嘉堂文庫で撮った「唐物肩衝茶入 銘 山井」です。
 静嘉堂文庫では、9月10日から11月4日まで、「眼福 大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」という特別展を開催していたので、今回の大人の休日倶楽部パスの旅の最後にこれを観ました。いわば、今回の旅のメインでもあります。
 12時の予約をしていたのですが、雲行きがおかしくなってきたので、11時ちょっと過ぎに静嘉堂文庫に行くと、今日は比較的空いているということで、すぐに入ることができました。チャプチャー1で最初に観たのは重要文化財の「油滴天目」で、これは何度か観たことがあります。普通の天目茶碗は、ほとんどが小ぶりですが、これは大ぶりで、油滴も大きく、みごとな建盞です。
 次々と観ていくと、チャプチャー2は茶入で、いかに昔の茶人や大名が茶入を大切にしてきたかがよくわかります。右上の写真は、徳川家康から伊達政宗にわたった重要美術品で大名物の「唐物肩衝茶入 銘 山井」です。このまわりにあるのがすべて添え物で、象牙の蓋や仕覆など、それぞれに木の箱がついていて、包む布地もしっかりと保存されています。
 もともとは南宋から元の時代につくられたもので、最初は樋口岩見守知秀から徳川家康、伊達政宗、そして伊達忠宗などの仙台藩主、白山彦五郎(炭屋)をへて岩崎彌之助へと伝わってきました。茶道具というのは、この来歴も大切にしていて、お茶会などではそのような話しも出ます。
 この茶入は、眼にも鮮やかな朱塗りの四方盆に載っていて、いかにも伊達政宗が好みそうな取り合わせです。
 おそらく、私がこのような名物茶入をこれほど観たのは初めてで、いくら観ていても飽きることはなく、つい、何度も行きつ戻りつしました。
 チャプチャー4では、唯一撮影禁止になっている国宝「曜変天目(稲葉天目)」がありました。この茶碗を観るために、だいぶ前に二子玉川駅からバスで静嘉堂文庫まで行ったことなどを思い出しました。今は、東京丸の内の明治生命館1Fにある静嘉堂文庫美術館で観ることができるので、たいへん有難いです。


☆この下から、サーチエンジンGoogleによる検索ができます。ぜひ、利用ください。

Google
www を検索 シャクナゲのホームページ内を検索

次のページ(更新情報)へ



★★ リンクのとき、よろしければこのリンクバナーをコピーしてお使いください ★★
 ★リンクバナー(200×40pixel) リンクバナー ★リンクバナー(100×35pixel) リンクバナー


Created by YOSHIHIRO SEKIYA
Copyright(c)1997 Yoshihiro Sekiya All Rights Reserved