12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2026年1月15日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 今朝もだいぶ冷え込みましたが、雪はあまり降りませんでした。
 そこで、小町山自然遊歩道の入口近くまでいくと、だいぶ雪があり、これから先は、長靴を履いていても、行くのは難しいと思います。今日の朝、一番に撮ったのが、最初の写真の「小町山自然遊歩道への道」です。
 この近くにリョウブがあり、まだたくさんの実をつけていましたが、この木はしなりやすいので、雪折れはしませんし、実をつけたまま、春まで待っているようです。しかも水分にも強いので、昔は土留めにも使われることもありました。ちなみに、この写真も1月15日に撮ったものです。
 でも、ほとんどの植物たちはしっかり冬の寒さに耐えているようです。
 これから先は、もっと雪が積もれば、背の低い植物たちは雪に埋もれて、春まで雪に守られて過ごすことができます。というのも、雪の中は、0℃よりは下がらず、むしろそれよりも風が当たらないのでもっと温度は高いようです。
 たとえばシャクナゲなどは、夏の暑さにも弱いのですが、冬の寒さにも弱く、寒風にさらされると枯れてしまうこともあります。しかし、雪のなかにあれば、それを防ぐことができます。だから、高山などでも生きていけるのです。
 それと同じで、植物たちも雪で守られていることがあります。
 一番困るのが、雪の降る前と雪がとけ始めたころの寒さです。それさえ気を付ければ、冬の防寒対策はほとんど必要ありません。
 ただ今年は、ニュースでも取り上げられていますが、冬眠しないクマがいるかもしれないということです。小町山自然遊歩道にもクマハギがあるので、いないとは言い切れません。とにかく気を付けてもダメなときもあるので、入らないにこしたことはありません。
 だとすれば、この厳しい冬の期間だけでも、この小町山に住む多くの野生動物たちが生き生きと過ごすことができるように、入らないほうが望ましいと思ってます。そして、春が来て、シャクナゲの花が咲くころには、また小町山自然遊歩道らしい花の山になると思います。

 (今回の写真は、1月12〜15日に撮影しました。)


小町山自然遊歩道への道

リョウブ

雪のかかるツバキの葉

早朝の小野川温泉

小町山自然遊歩道の月

鬼面川の川面

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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