12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2023年6月1日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 小町山自然遊歩道のシャクナゲたちも、中国原産のフォーチュネィやデコラムなどが咲き、今はオキシャクナゲなどが咲いています。
 今年は、いろいろな植物たちの開花が早く、あっという間に山は新緑のときを迎えています。
 新型コロナも5類に変更になったこともあり、5月13〜14日と「第46回 三沢 春の山野草展」が開催されましたが、ここ小町山自然遊歩道も第2会場ということで多くの人たちに来ていただきました。
 さらに、4月3日からNHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」が始まったこともあり、多くの人たちの目が植物に向いているような気がします。
 これから、初夏の花なども咲きますので、毎日の植物たちの撮影が日課になっています。これらは、Facebookに掲載してますので、もし機会があれば見てみてください。
 雨の日なども、傘を差して撮っていますが、花に水滴が着いているのも風情があり、少しばかり濡れることなど気にもなりません。

 (今回の写真は、5月30〜31日に撮影しました。)


石のテーブル

オキシャクナゲとサラサドウタン

アンナローズ・ホィットニー

ヒメニッコウキスゲ

ガクウラジロヨウラクツツジ

ハコネツリガネツツジ

イワカラクサ

ヒメシャガ

バイカイカリソウ

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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