12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2026年6月15日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 もう6月も半月が過ぎ、もう半月も経つと今年も半分が終わります。まさに月日の経つのは早いと感じます。
 遅咲きのシャクナゲも今年は早く咲き、今はハクサンシャクナゲが少し咲いているだけです。ほんとうにあっという間のシャクナゲのシーズンでした。それでも、初夏の花が咲き始め、今は「ウノハナ」があちこちで咲いています。
 洋種ウツギの「ベルナール」も咲いていて、近くにある「「サクラウツギ」も咲き出しています。
 そうそう、すでに1週間前から、「キンシバイ」が咲いたので、びっくりしました。この花は、9月の末頃まで咲いているので、とても開花期が長く、黄色い花ということもあり、大黒さまと縁もありそうです。だいぶ前に、中国雲南省でキンシバイの雄しべが長く伸びるタイプを見つけたことがあります。ちょっと実にはビョウヤナギみたいですが、花のつくりはキンシバイです。
 これからは、ホタルブクロやアジサイなども咲きます。ただ、これからは梅雨に入るので、小町山自然遊歩道を歩くときには、滑らないように気を付けてください。
 私は、雨が降らなくても、長靴を履くときがありますが、これも滑らないようにとの配慮です。どうしても、花が咲いていると、下を見ているうちはいいのですが、上を見上げて歩くと、つまづく場合があります。
 5月末に、中禅寺湖の千手が浜に低公害バスに乗り換えて行きましたが、赤浜にあるネーチャーセンターでクマに関する情報を聞くと、立場上、いないとは言えないので、「気を付けてください」といつも言っていますということでした。
 たしかに、野生の動物たちはほとんど見ることもないとはいっても、いつどこからやって来るかはわかりません。したがって、ここ、小町山自然遊歩道を歩くときにも、しっかりと周囲を見渡しながら、気を付けて歩いてください。

 (今回の写真は、6月10〜14日に撮影しました。)


小町山自然遊歩道への道

シャクナゲの新芽とヤマボウシ

サルトリイバラの青い実

ウノハナ

サクラウツギ

サラサウツギ

ヤマオダマキ

ホタルブクロ

サワダツ

オオバギボウシ

ドクダミの群落

バイカウツギ

オキナグサの種子

光岳キリンソウ

ツルアリドオシ

シラン

トチバニンジンの花

ビックリグミ

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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