12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2026年6月1日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 もう6月に入り、ほとんどのシャクナゲの開花が終わりましたが、今も咲いているのは日本産のハクサンシャクナゲと中国原産のディアプレペスぐらいです。
 今年は、5月13日の地元紙「山形新聞」に、小町山自然遊歩道のシャクナゲの記事が載り、いつもより多くの人たちがやって来ました。新聞に掲載されたのは「フォーチュネイ(R.fortunei)」で、まさに見上げるばかりの大きさに育ちました。
 なかには、シャクナゲというのは盆栽のように小さなものだと思っていた方もいて、この大きさにびっくりしていました。この「フォーチュネイ」は、50数年前に実生したもので、花色などにも少し変化があり、それが数百本は植えられています。

 6月に入ると、そろそろエゾアジサイなどのアジサイの仲間が咲くのですが、まだのようです。今盛りに咲いているのは「ヤグルマソウ」で、フロントページに載せたので、ここにはその花の蜜を吸いに来たキンモンガのアップの写真を載せました。
 またウノハナなども咲き出しているので、まだまだここの小町山自然遊歩道の花たちは咲くと思います。
 先日、中禅寺湖の千手が浜に低公害バスに乗り換えて行きましたが、赤浜にあるネーチャーセンターでクマに関する情報を聞くと、立場上、いないとは言えないので、「気を付けてください」といつも言いますということでした。
 たしかに、野生の動物たちはほとんど見ることもないとはいっても、いつどこからやって来るかはわかりません。したがって、ここ、小町山自然遊歩道を歩くときにも、しっかりと周囲を見渡しながら、気を付けて歩いてください。
 今回の写真は、5月28日から30日まで、埼玉県内で所要があり、留守にしていたので、その間の写真は撮れませんでした。だから、その前後しかないので、すでに花も終わってしまうのもあるかもしれませんが、ご了解ください。

 (今回の写真は、5月20〜31日に撮影しました。)


ヤマツツジ

サラサドウタンツツジ

5ガクウラジロヨウラクツツジとアセビの新芽

ガクウラジロヨウラクツツジ

ヤマボウシ

ヤブデマリ

ミヤマオダマキ

オドリコソウ

ヤマシャクヤク

オオバギボウシ

ヒメニッコウキスゲ

フタリシズカ

ミヤマナルコユリ

ウワバミソウの花

ヤグルマソウの花にキンモンガ

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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