12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2026年2月15日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 2月も半ばになると、雪の降る日も少なくなり、ときには3月なみの温かさになることもあり、少しずつ春が近づいていることを感じます。
 まだかた雪ではないので、小町山自然遊歩道に入ることはできませんが、近くまで行くと、ノウサギやサルなどの足跡もあり、崖などのところでは、土も出ているところがあります。
 やはり、春が近づいてくると、サクラ前線が気になったり、三浦海岸のカワズザクラが満開だと聞くと、なんかウキウキしてきます。だいぶ前ですが、三浦半島に行ったときに、地元の人に案内されて、カワズザクラとナノハナを見たことがありますが、まさに春が来たというような感覚でした。
 ここでは、鬼面川沿いのサクラも、例年なら4月下旬ころの開花なので、まだ2ヶ月も先の話ですが、今から楽しみです。
 前回も書きましたが、一日でも早く、世界中がひとつになって地球温暖化を少しでも防ぐ手立てをしなければ、これから先、異常気象が続き、ますますひどい状況になりそうです。
 ところが、トランプ大統領は、地球温暖化はウソだとして、石炭を使った火力発電をあちこちで再開させたり、自動車の排ガス規制も解除したというニュースが流れました。多くの国々で今まで努力してきたことも、世界の二酸化炭素を排出している最大の国家がそれでは、ますます気候変動は激しくなりそうです。
 そういえば、オーストラリアには、山火事を利用して繁殖するバンクシアなどがあり、何種類かを見たことがあります。植物たちは、長い時間をかけて自らを少しずつ変化させ、気候変動に対応してきたのです。ところが、近年の変化は急速過ぎて、植物や動物だけでなく、人間も対応が難しくなっています。
 今の冬の時期だから、こんなことを考えるのかもしれませんが、手遅れになる前にみんなで考えなければならないと思ってます。

 (今回の写真は、2月11〜14日に撮影しました。)


氷柱から水滴が落ちる

雪の下のツクシシャクナゲ

サラサドウタンが雪で押される

小野川温泉

動物の足跡が残る鬼面川の流れ

雪庇の上を歩くサルの足跡

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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