12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2026年11月1日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 11月に入り、西吾妻山も初冠雪で、白く見えます。また天元台高原スキー場のリフト付近も、白く帯のように見えます。
 10月21日に仙台三越で、「第73回日本伝統工芸展」を見るために、蔵王エコーラインを越えましたが、だいぶ紅葉が進み、一番きれいなのは7〜8合目付近でした。また、日本伝統工芸展はさすが力作揃いで、またたく間に時間が過ぎました。
 なかでも、地元石巻市の馬場興彦さんの「泥彩稜線文器」は、遠景の山並みがみごとで、また中村一姫さんの「びわ研」の赤間硯も使ってみたいと思いました。
 さて、11月にもなると、小町山自然遊歩道では秋の実が目立つだけで、花そのものはほとんどなくなります。今年は雨が多く、キノコが多いといわれていましたが、あっという間に生えて、今ではまったく見られないようです。
 9月25日には、中秋の名月を見ることができ、さらにはその2日後に満月になったときのお月さまも見ることができました。そして、10月23日の十三夜は、意外と早く出たのにはびっくりしましたが、仙台の菓匠三全の「ずんだ茶寮 ずんだ餅」を供えて、ゆっくりと楽しみました。
 そういえば、10月の末に、野生のサルたちが来て、大事に育てていた「タラヨウ」の枝を折ってしまいました。それを見て、サルの手の力も相当なものだと思い、これからは気をつけなければならないと感じました。
 クマもそうですが、最近のサルたちも、人を怖がらなくなってきたようで、歯をむき出しにしてかかってくることもあるといいます。もし、小町山自然遊歩道で野生動物にあったら、なるべく静に引き下がったほうがよさそうです。

 (今回の写真は、10月26〜30日に撮影しました。)


天元台に初雪

小町山自然遊歩道の入り口付近

アズマシャクナゲの花芽

赤花ダイモンジソウ

八重咲きダイモンジソウ

ダイモンジソウ

クジャクシダ

ミョウガの実

ツルリンドウの実

ムラサキシキブの実

マユミの実

リョウブの実

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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