12.小町山自然遊歩道便り
●小町山自然遊歩道の今(2026年7月15日 現在)をお知らせします●
☆小町山自然遊歩道便り
このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。
ちょうど今が梅雨どきで、湿度も高く、ちょっと小町山自然遊歩道を歩いただけで、汗が出ていまいます。
それでも、ほぼ毎日、雨の日には晴れるのを待って出かけていき、写真を撮っています。むしろ、雨上がりのときが、花に水滴がついていて、雰囲気はあります。
小野川温泉のほたる祭りもそろそろ終わりですが、「ホタルブクロ」はまだ咲いています。よく見ると、あずき色や白花、さらにはストライプが入ったような花まであり、見ていて飽きないです。
飽きないといえば、今年は「ネジバナ」がたくさん咲いていて、なかにはあまりねじれていないネジバナや、しっかりとねじれているもの、さらには白花も見つけました。それぞれに個性があり、ほんとうに見ていて楽しいです。
「オカトラノオ」はそろそろ終わりそうですが、7月14日に「カキラン」を見つけました。
崖になったところなので、なかなか見つけにくいところです。そういえば、ヤマユリのつぼみもたった1輪ですがあり、これはサルに見つかると、食べられてしまいそうです。
また、クマなどの野生動物についてですが、ここにはカモシカやリスなどもいますので、いつも「気を付けてください」と話しています。サルの場合などは、目を合わせると威嚇して近づいてくるので、要注意です。
たしかに、野生の動物たちはほとんど見ることもないとはいっても、いつどこからやって来るかはわかりません。したがって、ここ、小町山自然遊歩道を歩くときにも、しっかりと周囲を見渡しながら、気を付けて歩いてください。
(今回の写真は、7月11〜14日に撮影しました。)
 ドクダミの道 |  八重咲きドクダミ |
 雄しべの長いキンシバイ |
 ソウシシヨウニンジンの実とトリアシショウマ |  ソウシシヨウニンジンの青い実 |
 コバギボウシ |
 アポイキキョウ |  白花キキョウ |
 ダブル咲き白花キキョウ |
 オトギリソウ |  サワオトギリ |
 ヤマオダマキとアカトンボ |
 カキラン |  トリアシショウマ |
 ヤブカンゾウ |
 ネジバナ群落 |  ワレモコウ |
 ミヤマイラクサの花 |
※小さな花々も大切に!
草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。
☆小町山自然遊歩道について
小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。
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