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ここは、シャクナゲが大好きという方のためのホームページ Rhododendrons Home page です。
シャクナゲはツツジ科の植物で、世界中に約850種類ほどの原種があり、その中心はヒマラヤ地域です。
その辺境の地で撮影した写真を目次の『7. Photo』に、そして以前掲載していた写真は『18. Pre-Gallery』に掲載していますので、ぜひご覧下さい。
【更新情報 2024.3.10】
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【最新 news】
☆今までのNEC MultiSync LCD2490WUXi を15年ほど使っていましたが、輝度も暗くなってきたし、もともとAdobe RGBカバー率75%だったので、思い切って、たまたまバーゲンだったBenQモニターを手に入れ、使い始めました。
これは、 Adobe RGBカバー率99%で、さらにOSDコントローラーが付いていて、一瞬に白黒画像にもできます。しかも遮光フードも付いてきたので、明るいときでも使いやすくとても便利です。
考えて見ると、いくら写真を撮っても、モニターが悪ければ補正もできず、どの写真がよいかなどもわからないので、これに替えてよかったと思っています。
そこで、そのセットアップを済ませてから、プランタンの「リーフパイ」でコーヒーをいただいたのが、この右上の写真です。
☆左の写真は、3月2日に小町山自然遊歩道で撮った「アズマシャクナゲの花芽」です。
今年はまさに暖冬で、積雪も例年とは比べものにならないぐらい少ないです。だから、車で外出しても雪道でスリップなどもなく、ほぼ春から秋までと同じような道ですから、運転もそれほど気をつかうこともなく、安心です。
シャクナゲたちも、普通の年なら、雪から顔を出していると、寒い朝には葉が丸まっています。というのは、自分の葉を守るだめに葉から水分を出しているので、当然ながら葉は丸まってしまいます。それがないということは、あまり寒くないということです。
こういう姿を見ていると、植物たちも冬の寒さに備えて自分を守るための工夫をしていると思います。たまには、寒い冬に外に飛び出して植物を観察するのもたいへんおもしろろく、小町山自然遊歩道に行くと、野生のサルやカモシカ、ノウサギの足跡なども見つけられます。
ただ、今年は春先の堅雪がないので、長靴でカンカン渡りはできそうもありません。
☆右の写真は、3月6日に撮った「雪のなかのフクジュソウ」です。
この日は、前日の夕方から雪が降り始め、朝には少し積もっていたので、もしかすると今日は雪のなかで咲くフクジュソウが撮れるかもしれないと思いながら、ときどき外を見ていました。
いつも思うのですが、なぜ、このような早春に花開くのかというと、今のこの花の少ない時期に咲けば、競争相手は極端に少ないはずです。たしかに、いつ雪が降るかもしれない気候の厳しさはありますが、太陽の光が射しているときだけ花開き、少しでも曇ると花を閉じ、気候の変化に対応しています。さらに、この花はパラボラアンテナのような光を集めやすい形をしており、温度計で測ってみても花びらの中は暖かいようです。
そして、不思議なことに、虫媒花のほとんどは花の中に蜜を作ることで昆虫たちに来てもらい花粉を運んでもらうのですが、フクジュソウはほとんど蜜を作れません。では、なぜ昆虫が来てくれるのかといいますと、この花の暖かさではないかと言われているのです。もちろん、この時期は昆虫だって寒いはずです。だからこそ、ときどきフクジュソウの花を訪れ、体を温めているのかもしれません。さらに、この暖かさが種子を成熟させるためにも役立っています。ある方が実験したそうですが、フクジュソウを2つのグループに分け、確実に受粉したことを確認した後で、1つのグループはそのまま花びらを残し、もう1つのグループは花びらをすべて切り落としました。そして種子が成熟するまで観察を続けましたが、花びらがあった方は70%が種子をつくったそうですが、花びらを切り落とされた方は50%しか種子をつくれなかったといいます。ということは、花が太陽の光を集めて昆虫を引き寄せるだけではなく、自分の種子をつくりだすためにも役立っているということになります。そして、この観察でもわかることですが、自家受粉をしないように、メシベが先に成熟し、他の花のオシベの花粉を受粉するようにできていますから、これだって優秀な子孫を残すためにしていることの1つです。
そして、早春に他に先駆けて花を咲かせ、子孫を残し、自らが生きる養分を十分に蓄え、2〜3ヶ月でさっさと地上部を枯らし、冬眠に入ってしまいます。そうすれば、他の植物たちが葉を大きく茂らせるころに無益な競争をすることもありませんし、無駄なエネルギーを使うこともありませんから、フクジュソウの生き方は省エネそのものの生き方でもあります。
このようにフクジュソウの生き方を見てみると、フクジュソウの生き方にも個性があり、見習うべきこともたくさんあります。フクジュソウは、その名の通り、人と争うことを好まない福寿の精神で生きているかのようです。
☆この下から、サーチエンジンGoogleによる検索ができます。ぜひ、利用ください。
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